出産後すぐ

・一人目

無事、ひまし油を飲んで4時間後に出産できました。
しかし、悪夢はコレから・・・。まずは、なぞの”ジョキ”という音の正体が!
そうそれは、会陰(えいん、新生児の頭が出てくる膣口と肛門までの間)切開の音。

先生「これから縫合しますね。ちょっとチクチクするかもしれないけど、ちょ
  っとだけだから。」
私 「はい・・・。うっっっっっ!!!!!!」

会陰切開・・・、私にとっては陣痛なんかとは比べ物にならない位に痛かったです。5針ほど縫われました。その30分間ほどが 一番地獄の時間でした。しかし、悪夢はまだ続きました。
そう、先ほど陣痛室の隣のベッドで騒いでいたあの径産婦さん。彼女の無意味な叫びが分娩台の上でもまだまだ続いていたのです。

看護師「ほら!初産婦さんに先越されたわよ!!頑張りなさい(怒)」
径産婦「婦長さん、私、無理。促進剤打ってください。上の子はそうしたか
   ら〜」
看護師「それは、先生が決めることです。勝手なこと言わないの(激怒)」
その様子を隣で聞いていた先生と私「・・・(目を合わせて苦笑)・・・。」

縫合から1時間ほどして、電話が鳴りまた妊婦さんが来ると言う事に。 しかもその妊婦さん、すでに陣痛間隔が10分を切っていると言う事で、2台しかない分娩台をその方に空けないといけないとのこと。 その病院の方針として、会陰切開の縫合をして2時間は分娩台で休ませるそうです。 しかし、1台は現在出産中。となると出産が終わり休んでいた私が急きょ分娩台を空けることに。

看護師「そっと歩いて下さい、そっと。縫合部分が開いてしまうかもしれない
   から。」
私  「怖い事言わないで下さいよ(苦笑)」

その後、私は隣の陣痛室で休みました。しかし、そこでも悪夢(?)が!!
汚い話ですが、下剤で出産したので出るものが出てお腹が空いてしまいました。そのことを看護師さんに言うと、
看護師「本当はダメなんですが。」
と、あめ玉を下さいました。

明け方、自分のベッドに行きやっと悪夢のような時間から開放されました。やれやれ・・・。

・二人目

‥会陰切開の縫合
 今回の病院は麻酔をかけて縫ってくれました。方法は埋没法、抜歯が
 いらない方法らしいです。
 しかし、主治医の先生以外にもう一人先生が。そう・・・・・・・・・・・・・・・。
 研修医の先生です(汗)でも、すごくまじめそうな方だったので、安心して
 任せました。
 後から聞いた話ですが、私のお産にはかなりの人数がいたらしいです。
 普通2〜3人のところ、主治医、研修医、助産師、看護師、看護学校の
 先生看護学生さんが2人の計7人(汗)そんなに見ごたえのあるシーン
 だったんでしょうか?(いや、違うと思う・・・)

‥分娩台での休憩
 出産後、分娩台で休憩をしていると、主人が産まれたてのホヤホヤの
 息子を抱いて入ってきました。かなり危なっかしい・・・。
 そこで問題が発生しました。もちろん息子の名前の事。
 私たち夫婦は女の子が生まれると思っていたので、女の子の名前しか
 考えていなかったのです。
 (↑長女には男の子が産まれると判っていたらしいが・・・)
 散々2人で考えた挙句、主人への宿題となりました。

そういえば、皆さんが出て行った後にまた研修医君が入ってきて
「アリガトウございました!」
と、言われてしまいました。
・・・・、本当はそのセリフ、私のなのになぁ・・・・。



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