陣痛&分娩

・一人目

病院に着いたのは、夜中の1時頃。
夜間の入院者以外の院内への立ち入りはダメな病院なので、主人は家へ帰されました。

(会話は要約)
看護師「これから最低8時間は陣痛で苦しむのよ。」
私  「えっ・・・(苦笑)」
看護師さんにそう脅されながら、10分ほどの問診が始まりました。
そして、陣痛室へ。病院側が用意してくれた衣装に着替え、陣痛&心音の検査(ドップラー)を始めました。

陣痛室の隣のベッドには先客が。そして、その先客は五月蝿い!陣痛が来るたびに「婦長さん、痛いよう。傍にいて!」と 騒ぐ。その度に看護師さんが来て、「ラマーズ法をやってください。やらないと産まれませんよ!!」と怒られていました。

そんな中、私はと言うと、昔摂った杵柄、横隔膜をしっかり活用しラマーズ法を続けていました。なるべく音をたてないように。 (騒ぐのは恥ずかしいから)すると、婦長さん、
婦長「ほら見なさい!隣の妊婦さんは初産なのにしっかりしてるわよ!!あなたは 経産婦でしょ。」(えっそうだったの。どう聞いても、この騒ぎ方はコギャル←死語)

そんなこんなをしているうちに陣痛検査を始めて40分が経っていました。そして、検査の結果を看護師さんがみて、
看護師「げっ、1分間隔になってる。(子宮口を見て)8pも開いてる!タイヘン!!」

と、慌しく準備を始めました。

看護師「ゆうがおさん!一人で分娩台まで来られますか?!」
私  「何とか頑張ってみます(泣)」
と、陣痛室から5mほど離れている分娩台まで自力で休み休み行きました。そして、自力で分娩台に乗り、いよいよ!と言うところで、
看護師「ゆうがおさん、まだ息まないで下さい!まだ準備が出来てないんで
  す。」
私  「えっ・・・(大滝汗)」
看護師「まさか、こんなに早く分娩台に乗るとは思いませんでしたから。」
私  「私もです。」

分娩台に乗って10分ほど経過。

看護師「どうぞ、息んでください。」
私  「はい、う〜ん。」
看護師「違います。陣痛が来たときにお腹に力を入れるんです。」
私  「あ、はい・・・、う〜ん。」
看護師「まだズレテいます(苦笑)頑張って」
私  「う〜ん!!」
看護師「そうです。上手、あっ破水しました。」
私  「(えっ、もう?)う〜ん」
看護師「頭が出てきました。もう少しです。(ジョキ!!)」
私  「はい、う〜ん!(ところで今の“ジョキ“って音は何?)」

ここで、仮眠をとっていた先生が登場。

先生 「陣痛が微弱みたいだね。○※▼☆×◆(←聞き取れなかった、陣
   痛誘発(促進)剤らいい)を使おう。
   これは、○※▼☆×◆といって、陣痛を強くする薬です。コレを今から
  打ちますから。」
と、点滴(ブドウ糖)の管の途中から注射針でその薬を打たれました。そのとたん、
ズン!
という痛みが来ました。それと同時にお腹に力を入れていたらしいです。そして、もう一度その痛みに耐え息もうとする私に、
看護師「ゆうがおさ〜ん、もう出てますよ〜。」

夜2時30分、無事出産いたしました。

・二人目

 7時も過ぎているから帰った労と思っていた学生さんたちが、
 まだいてくれました。
 皆さんが用意している間&私の子宮口が全開になるまでの間ずっと、
 一緒に隣で呼吸法をしてくれていました。
 もうイキミたい!と言う痛みが2回ほどきた時やっと全開。
 その後、3,4回イキンでかなりデカイ子供(3,985c、52.1p)が出て
 きました。
 出てきた瞬間その場にいた学生さんたち以外の人々が全員
 「大き〜い!!」と、言っていました。。



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